Found MUJI 日本の10窯 の蕎麦猪口は良い

February 20, 2012 at 08:07 AM | View Comments

無印良品にはFound MUJIという

永く活かされてきた日用品を世界中から探し出し、 それを生活や文化、習慣の変化にあわせて少しだけ改良して 適正な価格で再生すること

という活動をボードメンバーの深澤直人さんらが中心にやっていて、2011年秋に無印良品の初の路面店だった青山店をFound MUJI一号店としてリニューアルオープンしました。

通常の無印良品とは違う商品が売られていて、どの商品も通常の無印良品よりちょっと尖った印象。

インドの2重構造のステンレスカレー容器が800円くらいで売っていて、結構お買い得でうれしい。

Found MUJI カレー皿

2012/1/27 ~ 2012/3/7まで「日本の10窯」という企画をやっていて、

  • 小鹿田焼(大分県日田市)
  • 萩焼(山口県萩市)
  • 砥部焼(愛媛県砥部町)
  • 九谷焼(石川県金沢市・小松市・能美市)
  • 信楽焼(滋賀県甲賀市信楽町)
  • 伊賀焼(三重県伊賀市)
  • 萬古焼(三重県四日市市)
  • 美濃焼(岐阜県土岐市・多治見市・瑞浪市・可児市)
  • 瀬戸焼(愛知県瀬戸市)
  • 益子焼 (栃木県芳賀郡益子町)

の10窯、それぞれ

  • 飯碗
  • 蕎麦猪口
  • 一輪挿し
  • 小皿
  • 湯のみ

が販売されているので、早速買いに行きました。

これまでの無印良品の陶磁器は、ちゃんとした製品とするためにかどうか知らないけど、画一的なものを作ってしまうため、有名な産地のものを作ってもつまらないものしかありませんでした。そのため、これまでは買う気がおきなかったのですが、今回のは良いです。

いろいろ触ってきましたが、同じ窯元の同じ皿でも色や厚さなどバラバラで、陶器らしい味になっていました。Foundじゃないほうの無印良品から商品が販売されていた伊賀焼きなどは「無印の製品はこんなもんでしょ」と言わんばかりの画一的なものでしたが、瀬戸、九谷、萬古、砥部などは好みでした。

実物を見て気に入ったので蕎麦猪口を4つばかり購入しました。

買って揃えるとなると統一感も欲しいので

  • 瀬戸
  • 萬古
  • 益子

の4つと、瀬戸の飯碗を2つ買いました。

Found MUJI 日本の10窯

瀬戸焼 蕎麦猪口

Found MUJI 日本の10窯

深緑の織部釉。ちょうど雑誌モーニングの「へうげもの」で古田織部が追い求めている「みぎゅあ」な緑です。これが個体差が一番激しく、釉薬のかかり具合、器の厚さがバラバラで選ぶのも楽しかった。これはなかなか良いと思います。600円。

萬古焼 蕎麦猪口

Found MUJI 日本の10窯

僕はチープな感じの青磁器が好きなのですが、これはちょうどそんな感じのものです。萬古焼ってもっと土っぽいイメージがあったのですが、こういうものでしたっけ??700円。

なんとなく、軽く叩いて「これは(あれは)、いいものだ」と、言いたくなる感じです。

子供のころガンダムをみて、マ・クベが何言っているのか分かりませんでしたが、北宋の青磁器の良さが少しは分かるようになった、、、と、思って「マ・クベ 壷」で画像検索したけど、やっぱりあの壷の良さはわかりませんでした。

萩焼 蕎麦猪口

Found MUJI 日本の10窯

いかにも!という感じの萩焼。僕が陶磁器に興味をもったのは中学生の修学旅行でお土産にかった萩焼の湯のみでした。萩焼は使い込むと味がでるのでこれも楽しみ。1100円。

益子 蕎麦猪口

Found MUJI 日本の10窯

益子焼は作家ものの印象しかないのですが、これはいい意味で製品なのでうるさくなくて良いです。黒釉ものはあると便利ですね。500円。

瀬戸焼 飯碗

Found MUJI 日本の10窯

織部釉がよかったので、飯碗というよりは小皿として買いました。600円。

九谷もよかったのですが、九谷買うなら金沢の古民芸店で中古品が欲しかったので今回はスルーしました。

なかなか素晴らしい企画でありつつ、安価なので青山へ行くときは覗いてみるといいかもしれません。

第二回、第三回も期待したい。

次は20cmくらいの皿が欲しい。

categories: muji
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Flickrへのアップロードが10000枚突破!そしてFlickrについて

February 11, 2012 at 08:07 AM | View Comments

Flickrへのアップロード数がついに10000枚を突破しました。

flickr

http://www.flickr.com/photos/ueblog/

2005年末にはじめたので6年ちょっとでの数字。多少スクリーンショットやスキャニング画像などもあるが大部分はデジカメやケータイ、スマートフォンで撮影した写真です。

今年に入ってミラーレス一眼のNEX5やらレンズを買って「写真は趣味の一つ」と言える状態になりましたが、それまでは趣味と言える状態じゃなかったし、かなり部分はカメラではなく、ケータイやスマートフォンで撮影した写真です。

フィルム時代からデジタル時代・インターネット時代になったことで、特に写真が趣味とはいえない人にとって「写真を撮影すること」・「公開すること」が身近になった一例と言えるかもしれない。

Flickrはこれまで個人的に一番好きなWebサービスだったし、今でもとても気に入っている。しかし、Flickは一般的なのか、一部の意見なのかわからないが「沈みゆく船」とも言われています。

そう言われるには、いろいろな要素があるのですが、2005年にYahoo.Inc(北米のYahoo)に買収されたことにより、

  • それまでの革新的な進化が止まった
  • モバイルへの対応が遅れた
  • ユーザー間のコミュニケーションを促進することができず、単なるオンライン写真置き場になってしまった

ことがあげられます。

2005年当時、Flickrは革新的だった。

例えば認証の仕組みがある。今ではTwitter公式でないTwitterアプリを利用するのにTwitterのユーザーアカウントとパスワードを入力する必要はない、Twitterがアプリ用の認証の仕組みを持っているからだ。

こういった認証の仕組みを僕が最初にみたのはFlickrでした。おそらく僕がはじめた2005年当時から実装されてた機能だったと思う。OpenIDもなにもない時代です。

Flickrは有料会員(2年間44.95ドル)にならないと事実上使えないサービスなのだけど、購入するのはアップロードする権利というのにも驚きました。無料会員に戻っても過去にアップロードした写真は消えずに、ただ単に新しい写真がアップロードできないだけ。(Flickrが存在している限りという条件つきだけど)

有料会員をやめた途端に過去の写真が見れなくと、ずっと有料会員であり続けなくてはいけないのかと不安になってしまうけど、これなら安心して有料会員でいられる。

モノやサービスではなく権利を買うということの意味をはじめて知ったのがこの事例だったと思います。

また、友人に有料アカウントをプレゼントできる機能も素晴らしかった。

無料であることが正義という雰囲気になりやすいWebの世界で有料サービスの存在意義を示し続けてくれたのもFlickrだった。広告が入らないのは本当に快適でした。

プログラムからFlickrのデータを取得する仕様(API)の豊富さも魅力的でした。これによってFlickr以外の会社や個人ユーザーがFlickrユーザー向けのサービスを作ることができた。個人的にAPIの面白さを知ったのはAmazonとFlickrからでした。

そして素晴らしいサイトデザイン。(モバイルではあだになったけど)

Flickrの素晴らしさはいくらでも語れるけど、この素晴らしさのほとんどは2005年当時にすでに存在していて、それ以降に追加された機能については、それほど熱く語れないのがFlickrの残念なところです。(organizeやSet、、アップロード上限撤廃などいろいろあるにはあるのだけど、、、、)

モバイルへの対応が遅れたためにInstagramのようなサービスが

  • モバイルからの利用
  • SNS時代ならではのコミュニケーション

をフル活用し、右肩上がりで成長する姿を眺めるしかなかった。

また、閲覧権利を細かく設定できないため写真をだれかに見せるのは無料のFacebookやGoogle+の方が便利になってしまった。

閲覧権限はFlickrが最初から持っていた機能だったのに、、、実に残念です。

2012年のFlickrは往年の輝きこそ失ってはいないけど、残念な状態だと言える。

しかし、個人的に「じゃあ、FlickrをやめてFacebookやGoogle+(Picasa)に移行しよう」とは思わないし、また有料会員を更新すると思う。

FacebookやGoogleのアルバム単位の管理にはどうしてもなじめないし、なにより彼らには写真への愛を感じない。Flickrには今なお素晴らしい写真が集まっていて、写真が好きな人を魅了し続けている何かがあると思う。

(FacebookやGoogleはアルバムという箱を作って写真を入れていく方法、Flickrはフラットな写真の集まりからTag、Group、Set、Collectionなどで集まりを作る方法)

同じくYahoo.Incに買収されて輝きを失ったDeliciousがYahoo.Incを離れ輝きを取り戻したように、FlickrもYahoo.Incから離れ、新しい魅力を作り上げる輝きを取り戻してほしいものだ。

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