Jリーグ2009年度経営状況とモンテディオ山形の奇跡
October 08, 2010 at 04:08 AM | View Comments待ちに待った Jリーグ各チームの経営状態がわかる2009年度Jクラブ情報開示資料が公開されてました。
PDFファイル
http://www.j-league.or.jp/aboutj/jclub/2009-10/pdf/club2010.pdf
やはり気になるのは、2009年度、奇跡のJ1残留を果たしたモンテディオ山形の営業費用と、その中の人件費(選手・スタッフ)。
営業費用 11.4億円 (内人件費 5.7億円)
でした。もちろんJ1全チーム中最下位。
ちなみに人件費のベスト3は(カッコは営業費用)
- 浦和 24.6億円 (63.6億円)
- 名古屋 23.5億円 (44.9億円)
- G大阪 22.2億円 (39.4億円)
と、大企業が親会社のチーム
ワースト3は
- 横浜FM 11.7億円(35.1億円)
- 新潟 10.4億円(24.7億円)
- 山形 5.7億円(11.4億円)
山形はワースト2の新潟と比較しても半分くらいしかない、、、。横浜FMの人件費が意外と渋いのがちょっと驚きました。
ちなみにJ1平均は
16.2億円 (33.3億円)
なので、山形は約1/3、、、。
金のあるチームが必ず勝つわけではないのですが、ここまで差あっての残留は本当に奇跡的。実際、降格したチームに引き分けじゃなく確実に勝って、頑張って、頑張ってようやく降格すれすれの15位だったわけですし、、、。
さて、今季の山形は25節(10/2,3)の時点で、降格圏の16位と勝点9差の12位。正直、残り対戦チーム(川崎、清水、浦和、大宮、C大阪、磐田、京都、FC東京、鹿島)を考えるとまだまだ厳しい。大宮、磐田、京都、FC東京あたりにしっかり勝たないと危険。
しかし、この時期に降格圏にいないだけでもマシといえる。
2010年度の人件費はわからないけど、大幅に改善しているとも思えない。最低レベルの費用で2期連続でJ1残留したら本当にすごいことです。奇跡です。ホントに。
とは言っても、貧乏自慢は長期的に見ると良いことはないので、本当に地方にサッカー文化が根付くには経営改善とより優れたビジネスモデルが必要でしょう。
「貧乏でも頑張った」が「貧乏でも精神力があれば、云々、」となるのは危険なことです。