修理ばかりだけどNEX-5を買って良かったと思っているという話
April 20, 2012 at 11:07 PM | View Comments前回、故障のため娘の入園式にNEX5を使えなくて残念というエントリーを書きました。
ueBLOG | 娘の入園式の直前にNEX5が壊れたのでフィルムカメラを使ったところ「フィルムカメラもいいかも」と思った話
じゃあ、NEX5を買って後悔しているかというとそうでもなくNEX5を買った時期に戻ってデジカメを買いなおす機会があったとしても、NEX5N・NEX7でもなく、マイクロフォーサーズでもなく、ミラーレスでない一眼でもなく、おそらくNEX5を買ったと思う(できれば故障しない個体をひきたかったけど、、、)。
まず、NEX5N・NEX7は高価なので故障したときのダメージがダブルレンズで41800円で買ったNEX5の比ではない(結局故障かよ)。あとは、液晶のタッチパネル操作があまり好きではない。確かにISOの下限が200から100になったことや、新型センサー、ファインダーの有無(5nは外付け可能、7は内臓)と、うらやましい部分も多いけど、価格差を考えるとNEX5で十分だと感じる。一眼カメラはレンズがあってナンボなので、無理して高い本体を買うなら、安価な本体を買って、あまりのお金でレンズを買う方が良いと思う。
EマウントのNEXシリーズを選択した最大の理由は、そのうちフルサイズのEマウントNEXが出ると期待しているからだ、その点からするとイメージセンサーの小型化するための規格であるPENやLUMIXなどのマイクロフォーサーズもありえない。
マウントアダプタで古いレンズを使えるとはいえ、焦点距離が35mm比1.5倍相当になってしまうので(マイクロフォーサーズは2倍)、いづれはフルサイズのカメラが欲しい。
ではミラーレスでない一眼レフデジカメはどうかと言うと、やっぱり買わなかったと思う。大きいので普段持ちできないこと、フランジバック長がミラーレスより長いためにオールドレンズの選択が限られるからだ。
フルサイズの一眼レフは数十万するので、いくらフルサイズが欲しくても予算的に厳しいし、そんなハイスペックなカメラにオールドレンズをつけてたらカメラ本体がかわいそうな気もする。
焦点距離1.5倍換算が嫌なだけなら、ここ数年はフィルムカメラを買って使うほうが良いと思う。
そう考えるとNEX5を選択したことは正しかったと今でも思う。
故障についても入園式のようなビッグイベントに使えなかったことは確かに痛かったけど、一年に2回修理したとして、そんなビッグイベントに遭遇する確率はかなり低いはずだ。
年にビッグイベントが3日あり、4日修理が2回あったとして遭遇する確率は6.6%。まぁその程度だ。
あとは保障期間が切れた後に故障するかしないかだけだけど、それは来年にならないと分からない。
NEXの良いところ
フランジバックの短さとマウントアダプターの豊富さに尽きるのだけど、本体機能もなかなかすごい。
大部分の機能はオールドレンズを使うと使えなくなるけど、手持ち夜景モードは使えてなかなかすごい。

これは、微風のなか手持ちで撮影したもの。手持ち夜景モードなしでは難しかったと思う。
レンズは東ドイツのCarl Zeiss Tessar 50mm f2.8 M42マウント。RAWで撮影して露出を暗めにしている。NEX-5NやNEX-7はもっとすごいかもしれないけどNEX-5も十分すごい。
マウントアダプタの豊富さはすばらしい。NikonのNikon1や、富士フィルムのXマウントのマウントアダプタもあるだろうけどEマウントやマイクロフォーサーズの豊富さにはかなわない。
今持っているマウントアダプタは
- Canon FD
- M42
- QBM
- Contax/Yashica
Kiponのような有名なメーカーから、ノーブランドの数千円のものまで豊富に選択肢があるのもEマウントのいいところだ。
NEX5でオールドレンズ遊び Rollei Planar 50mm f1.8
March 30, 2012 at 07:07 PM | View Comments2012年に入ってはじめたミラーレス一眼NEX5に古いフィルム時代のレンズをつけて楽しむオールドレンズ遊びですが、Canon のFDに続き新しいレンズとマウントアダプターを入手しました。
入手したのはRollei Planar 50mm f1.8、レンズのために一眼フィルムカメラRollei SL35ごと海外オークションで入手しました。送料込みで11000円程度でした。

オールドレンズは日本勢のレンズも興味がありますが、ドイツやロシアなどのレンズも興味がありました。中でもCarl ZeissのContax/Yashica 用の Planar T* 50mm f1.4は評価も高く、作画例もすばらしく気になる存在でした。、、、、が、何十年も経った今でも数万と高価(3~5万くらいが相場っぽい)。ローコストで遊ぶ予定の僕にはちょっと手が出ない存在です。しかし、調べるとRollei SL35 QBMマウントのPlanar 50mm ならばContax/Yahica のものとは構成がかなり違うらしいものの安く購入できそうということが分かりました。
Rollei SL35 というのは一眼レフ時代になり、それまで優勢だったドイツ勢が日本勢に対して劣勢になった時代に登場した一眼カメラ。しかし性能面で日本勢のカメラに対抗できる存在でなく、コストを下げるためドイツからシンガポールに生産拠点を移したためにブランド面でも微妙な評価を受けることになってしまったカメラのようです。このSL35の標準レンズとして採用されたのが Carl Zeissが設計したPlanar 50mm f1.8です。
初期のドイツ生産品は レンズに「Carl Zeiss」と銘打っていたのですが、シンガポールへ生産拠点を移した際にCarl Zeissの銘が消え「Made by Rollei」 の銘になりました。この辺がCarl Zeiss設計のPlanarながら値段が安い理由のようです。SL35用のPlanarは評判の良いCarl Zeiss T* コーティングではなく、RolleiのHFTコーティングというのもポイントの一つなのですが、今回、僕の買ったレンズにはHFTコーティングの銘が無くモノコーティングのようです。ドイツ生産時代のCarl Zeiss 銘の時代のものはモノコーティングだったようですが、Rollei時代でモノコーティングのものはネットで調べても見つからないので、本当にCarl Zeiss設計のPlanarか心配なところです。まぁ、カメラ遊びは始めたばかりなので失敗も勉強になるので良いのですけどね。。。
マウントはQBMマウントで、NEX5で使うには QBM - NEX 用のマウントアダプタが必要です。マウントアダプタは香港のKiponというメーカーの評判が良いので買おうと思ったら、Kiponのマウントアダプタはレンズによっては絞り調整ができず全開放になってしまうとのことでした。
シンガポール製ツァイスレンズの落とし穴 - デジカメWatch
調べても、どのアダプターが良いのか分からなかったのですが、構造上で大丈夫そうで安いアダプタをやはり海外オークションで購入。送料込みで28.99ドルでした。
eBay - New & used electronics, cars, apparel, collectibles, sporting goods & more at low prices
実際に付けてみたところ、ラッキーなことに絞りも調整もOKでした。ただし、このマウントアダプターならすべてのQBMマウントのレンズがOKというわけでもなく、ピンの数、レンズに絞り優先とマニュアルのスイッチの有無などいろいろ条件があるようです。
撮影した写真はこちら


NEX5でオールドレンズを使えると便利機能のほとんどは使えないのですが、「手持ち夜景」モードは使えます。下の写真は手持ちですがあまりブレてないです。

古いレンズっぽさが出てるのモノコーティングで正解だったかもしれません。
NEX5はフルHD動画を撮影できるのですが、このレンズはやわらかい感じになるので、なんちゃってソフィア・コッポラごっこができて楽しいです。
NEX-5を買ったのでオールドレンズ遊びをはじめます!
January 31, 2012 at 08:07 AM | View Comments好きな言葉は「コストパフォーマンス」です。
さて、ミラーレス一眼レフNEX-7が発売されましたが、僕は2世代前のNEX-5ダブルレンズキットを購入しました(正確に言うとNEX-7発売前)。店頭展示品で41,800円でした。安くなったものですね。
これまでも一眼レフには興味があったのですが、高価なカメラ本体に高価なレンズが複数、、、、はまればはまるほど、、「もっと良いものを、、、」地獄が待ってそうで怖くて手が出せませんでした。
新品レンズが高いなら中古レンズ、しかもフィルム時代くらいの古いレンズでいいのでは?フィルム時代の古い写真は鮮明さで劣っても味のあるものも多いし、、、、。と、思ったことがあったので、数年前にいろいろ調べたことがありました。しかし、フィルム時代のレンズを今のデジカメにつけるのは、そう簡単にはいかないらしいとのことでした。
理由としては
- オートフォーカスが効かない
- レンズから撮像素子面(CCD)までの距離、フィルム(35mm)に対するCCDの大きさの違いにより、遠くにピントが合わない。
とのことで、フィルム時代からの写真ファンもレンズ資産を活かせない状態とのことでした。 オートフォーカスはともかく、ピントが合わないのはどうしょうもないとあきらめていました。
変換レンズを入れればなんとかなるという話もありましたが、あまり一般的ではないようでした。
オールドレンズブーム到来!
ところがミラーレス一眼の出現により状況が一変します。ミラーレス一眼はレンズから撮像素子面(CCD)までの距離が短いため、焦点距離が1.5~2倍になるものの遠くのピントが合うとのことです。
オートフォーカスは使えないもののマニュアルフォーカスでがんばればOK!ということで空前のオールドレンズブームが世界中で巻き起こりました。

Sony NEX-7, M-rokkor 40mm, Leica m6 by Kroiz, on Flickr

"Nex-5c's M system by andrewXu, on Flickr

Sony NEX C3 with Old Minolta MD lens by Kroiz, on Flickr

Sony NEX-5 and Old lenses by NeilHeyes, on Flickr

Sony Nex-3 with Canon FD 28-55mm by D H Wright, on Flickr
- オートフォーカスの時代が本格化してすでに20年以上たっているので、それ以前のレンズ、場合によっては60年以上の前のレンズを最新デジカメにつけて撮影するロマン
- オールドレンズそのものの骨董品的美しさ
- 最新レンズとは違う古いレンズの味
- 過去の資産を活かせる楽しみ
- レンズ自体が安い
あたりが、人気の理由のようです。
個人的には
- カメラ本体 5万円以下
- レンズ1本 数千円
- アダプタ 数千円 (レンズのメーカー、時代ごと)
と算出できたので、このブームに乗っても大丈夫と判断しました。
NEXシリーズに決めた理由
僕は基本的にアンチソニーなのでNEXに決めるまでにはかなり葛藤(1年くらい迷ってた)があったのですが、
- 焦点距離が他のミラーレス一眼の2倍に対し1.5倍と有利
- マニュアルフォーカスアシスト機能が便利そう
- ピーキング機能も便利そう
- 「NEX 壊れた」などで定期的に検索したけど、それほど故障率が高くなさそう
あたりが決め手でNEXにしました。
カメラなので写真のそのものが一番大切なのですが、操作性、特にデジタルならではの操作性も同じくらい大事です。NEXはソニーだけあってよくできていると思います。
マニュアルフォーカスアシストはボタン一つで拡大、シャッターボタン半押しで拡大解除という単純な機能ですが、マニュアルフォーカス撮影には必須の機能です。NEX5は液晶そのものの出来も良いです。しかし、普通の液晶なので野外で日にあたると全く見えなくなる欠点があります。
ピーキング機能はピントが合っている箇所を色で教えてくれる機能です。これは凄い。
マニュアルフォーカスなので自分でレンズを回してピントを合わせるわけですが、
- 大雑把に構図と、ピントを合わせる場所を決める
- マニュアルフォーカースアシストボタンでピントを合わせる部分を拡大
- レンズを回してピントを合わせる。ピントがあったかどうかはピーキング機能が色で教えてくれる。
と、マニュアルフォーカスでも簡単に撮影することができます。(他に、絞り、ISO、シャッター速度、、、などがあります) 動いているものを素早く撮影することはできないまでも、とまっているものをじっくり撮影するには十分対応できるのではないかと思います。
ピーキング機能はこちらのブログエントリーが分かりやすいです。
マウントアダプターは絞り調整があるかどうかがポイント
レンズとカメラをつなぐ規格はメーカーごと年代ごとに違うのでカメラとレンズの間にマウントアダプターというものが必要です。 オールドレンズブームのおかげで、このマウントアダプターも安くなっているのも嬉しいところです。
しかしマウントアダプターの中には「絞りは全開放でしか撮影できません」と、いうものもあるので絞り調整機能付きのものを買いましょう。
僕はCanon new FD レンズを3本買ったので、NEX FD用のマウントアダプターが必要だったのですが、ここのものを買いました。
Canon FDレンズーSONY NEX Eマウント用 マウントアダプター 八仙堂 - Yahoo!ショッピング
絞り調整もあり、送料込みで4000円程度とお買い得でした。日本製のようなメーカー名ですが中国製です。
このアダプタはOPENの状態でレンズをつけて、LOCKの回すことでレンズ側で絞り調整が可能です。
ちなみにレンズは1本2000円強程度でした。new とありますが30年くらい前のものです。
今後はMinolta MDシリーズか、ライカマウントの旧ソ連製のレンズあたりを買ってみようかと思います。

オートフォーカスレンズもやっぱり凄い
オールドレンズ遊びは楽しいですが、最新のカメラ&レンズも凄いものです。NEX-5には
- カメラ側が自動で良いセッティングをしてくれる「おまかせオート」
- 1秒間に7回シャッターを切って合成することでブレを無くす「手持ち夜景」モード
など、凄い機能が盛りだくさんです。
NEXシリーズは対応するEマウントレンズが少ないのが弱点ですが、αシリーズのオートフォーカスレンズをフル機能で使えるアダプタがあるのでオールドレンズを楽しみつつ、最新オートフォーカスレンズを楽しみたい人にもいいかもしれません。
NEX-7の秘密兵器 αレンズをフル機能でマウントできる最新レンズアダプタ LA-EA2 - Drift Diary XIII
マニュアルフォーカス撮影のために最低限知っておきたいこと
マニュアル撮影はやったことが無かったので途方にくれましたが、最低限以下のことを知っていれば何とかなりそうです。
- ISO 高くすると明るくなる、しかしノイジーになる。
- シャッター速度 速くするとブレにくい&暗い、遅くするとブレやすい&明るい。
- 絞り 数値を低くするとピントが合う範囲が狭くなる&明い。高くするとピントが合う範囲が広くなる&暗い。背景をぼかすときに。
なんだかんだ言っても液晶で確認しながらできるので、試していくうちに最低限の写真は撮れそうです。
実際に撮影した写真

NEX-5 with new FD 50mm 1:1.4
せっかくレンズが届いたのに、 インフルエンザにかかってベッドから出れないので撮影にいけない、、、、。
今年のインフルエンザは予想と違うものが流行ったらしく、予防接種が効かないらしいので注意です。マスク&手洗いで予防を!!
玄光社 (2011-05-30)
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