ニコニコ市場にかんして
July 24, 2007 at 08:50 AM | View Commentsdanさんのエントリーの反論がいろいろでてるみたいですね。 確かにキャンセルとか、他のものをクリックした後に買っただけかもしれない。
しかし、宣伝効果の話をするなら、そもそもニコニコ動画経由で買ったかどうかを具体的な数字をあげて、それだけで検証するのは馬鹿らしい。
絶望先生で言えば、ニコニコ動画が登場する前にU局とケーブルテレビだけで放送されたアニメよりどれだけDVDが売れるかどうか?
仮にニコニコ動画がなかったら絶望先生のDVDはどれだけ売れていたかどうかの比較が重要。
それじゃキチンとした数字が分からないのではないか? というかもしれないけど、それも当たり前の話。
例えば新発売のビールが期間中に100万本売れたとして、 具体的に何本CMで売れたのか?雑誌のCMで売れたのか?店頭プロモーションで売れたのか?パッケージデザインで売れたのか? だれもわからない。分からないけど、分からないなりに効果測定は必要なので、いろいろな方法で測るわけだ。 具体的な方法はしらないけど。
たとえば視聴率〇〇%の番組でCMを流したら宣伝効果は××のような感じかな。
だから、現状では分からないものを測る目安としてニコニコ動画の再生回数や、ニコニコ市場での売上(予約数)というのは測定の材料になる可能性があるといったところだろう。まだ始まったばかりなのでどう測定するかは今後の話。
そもそも、ニコニコ動画をみて絶望先生のDVDを予約した人のすべてがニコニコ市場経由で予約したわけじゃない。 直接アマゾンで予約した人もいれば、リアルショップで予約する人もいるはず。
キャンセルやら他の商品をクリックしたついで云々なのでアキュレートな数字じゃないのでは?というのはそういった数を考慮してないので宣伝効果の話としては微妙。
キャンセル率に関してはそのうちはっきりするだろう。
だいたい何がどう危険なのだろうか?良いマーケティングにおいて、初期には過大評価するのは当たり前のことだ。
- ロングテールで58%
- 映画史上最大の感動
- Javaより10倍開発効率がいい
- いったぜ!100万台
どれも過大だ。じゃあそれで何か危険な状態になったのだろうか?
いつまでも、ごまかした数字をあげるのは企業倫理が問われるところだが、それはまた別問題。
この話題は専門の人の話が聞きたいところだが、そのうちでてくるでしょう。
追記
2007/07/28
なんと残念なことに予約アイテムの購入者数(予約者数)が表示されなくなってしまいました。
これはアマゾンにとっては分からないですが、もしDVD製作側がニコニコ市場をみているならショックなのではないでしょうか?
キャンセル率が常識の範囲という条件でいえば、なにもしないで購入よりも予約して購入の方が遥かにありがたいからです。
何よりも恐ろしいのは不振在庫を抱えることなので、どれだけ作るかを予測する材料になる予約数というのは非常にありがたい数字なわけです。
「256人予約」と何も書かずに予約受付中だとどうしても前者の方が販売促進力が強いので、今後は予約数が低減していくと思われます。
もっとも、指摘されていたように冷やかしの予約だらけだったのかもしれないので、これが正解なのかもしれませんね。