普段PCで音楽を聴く人が1万円で音質が良いということを体感できるUSBスピーカー「OLASONIC TW-S7」レビュー
August 01, 2010 at 04:39 PM | View Comments
このたび、和連和尚ことCEREVOの岩佐さんよりお招きいただいて東和電子の「OLASONIC (オラソニック) TW-S7」という商品のレビューをさせてもらうことになりました。
まず、結論から言うと
USBスピーカー「OLASONIC TW-S7」は、普段PCで音楽を聴く人が1万円で音質が良いということを体感できるスピーカー。
と、思いました。
その昔、オーディオマニアというのは世の中にたくさんいたし、マニアまでいかないまでも「良い音で音楽を聴く」というのは高尚な趣味の一つと認識されていたので友達の家に遊びに行くとステレオセットがリビングに置いてあることが多かった。CDもないアナログレコードの時代だからステレオのサイズも大きく、リビングに「音楽を聴く」ためのスペースが今では考えられないくらい大きなスペースがとられていた。
アナログレコード時代からCD時代になり、そして今では、リビングからステレオは無くなり、多くの人がiTunesなどをつかってパソコンで音楽を聴く時代になった。レコードやディスクを出し入れする手間は確かに無くなったが、音質という点では酷い時代になってしまった。
昔なら普通の人でも大きなスピーカーのちゃんとしたステレオで音楽を聴いていたのだが、今ではラジカセよりも程度の悪いパソコンで音楽を聴いている。テレビや映画などの映像の時代がハイビジョンの時代になりどんどん良くなっているのに音楽はどんどん悪くなっている。
もちろん、今でもちゃんとしたステレオやスピーカーでこだわって音楽を聴く人も多いですが、そうしたセットは安くて5万、普通で10万、それ以上はどこまでも高価というあたりが相場だと思う。
周りを見渡して、5万程度のBOSEのスピーカーをPCにつなげて音楽を聴いている人と、PCそのまま、もしくは2、3千円の安いスピーカーで音楽を聴いている人のどちらが多いだろうと思うと、後者の方が圧倒的に多いように感じる。
実際に使用し続けて「この商品の価値はなんだろう??」と、何度か考えたのですが、僕が思うに、この「OLASONIC TW-S7」は
「1万円で良い音質というのが何か?を、体感できるスピーカー」
というのが一番しっくりきました。
僕が普段愛用しているNiro Q:(8万円くらい。でも今は会社自体が活動していない状態のようです)と比較してどっちが音がいいかと言われれば文句なしでNiro Q:ですが、これは8万円します(今では買えないけど)。一方、「OLASONIC TW-S7」は1万円です。コストパフォーマンスなら「OLASONIC TW-S7」です。
「OLASONIC TW-S7」は別途ACアダプターなどで電源を必要としないUSBケーブルだけ使うスピーカーなのですが、高音・低音ともにとてもそうとは思えない音がします。USBからは2.5Wしか電源をとれないのですが、音を出すときまで溜める方式がとられているので10W+10W電源相当の音を出すことができるようです。
良い音がでる理由は他にもいろいろ聞いたのですが、それは別エントリーにして、どういう人が「OLASONIC TW-S7」を買うといいか、また買わない方がいいか書いていこうと思います。
こういう人は買わない方がいい
- 普段、ちゃんとしたオーディオシステムで音楽を聴いてる人
いくらコストパフォーマンスが良くても、ちゃんとしたシステムには敵いません。でも4万くらいのBOSEのミニスピーカーよりは良いかもしれません。
- パソコンで音楽を聴かない人
「OLASONIC TW-S7」の入力系統はUSBのみでミニジャックすらありません。よってパソコンで音楽を聴かない人には使えません。
僕はwindows版が存在しなかったMacOS9の時代からiTunesを使ってパソコンで音楽を聴いて
「持っているCDをすべてパソコンに入れてCDでは聴かない」
と、息巻いていた時代もあったのですが、数年前からCDに逆戻りしています(理由は別エントリーに書くかも)。
そういったオールドタイプの人には向きません。
- 部屋でもiPhone,iPodで音楽を聴く人
ミニジャックすらないので、iPhone,iPodは使えません。直接iPhoneで曲を買う人などは向きません。
こういう人は買うといい
- DOMMUNE(ドミューン)をしょぼい音で聴いている人
DOMMUNEは宇川直宏氏がやっているUstreamを使って自宅をクラブ化する音楽番組なのですが、PCでそのまま音を出している人は迷わず購入していいでしょう。
- パソコンが定位置にある人
「OLASONIC TW-S7」はUSBケーブルのみで音がでる手軽なスピーカーのはずなのですが、「左スピーカー本体」「土台」「右スピーカー本体」「土台」と4つの部品に分かれるので以外と移動が面倒です。
パソコンと「OLASONIC TW-S7」をもって部屋の中を自由に移動するにはちょっと面倒です。
パソコンを使う場所が決まっている人ならストレスなしで使えると思います。
- 低音が重要な音楽をPCのスピーカーで聴いている人
「OLASONIC TW-S7」はあのサイズのスピーカーでは考えられないくらい低音がよく出ます(もちろんちゃんとしたサブウーファーにな敵いませんよ)。ダンスミュージックのような低音重要な音楽をPCのスピーカーで聴いている人は騙されたと思って買ってしまいましょう。
「OLASONIC TW-S7」を視聴するには
リアル友達ならウチで、、、と、いうのもありますが、
「OLASONIC TW-S7」は渋谷や銀座のApple Storeで視聴できるようです。なんでもApple Storeで置いてあるスピーカーで唯一日本製のスピーカーだとか、、、東和電子の人が商談に行ったときにとても気に入られてたそうです、
他にも、大きなヨドバシやビッグカメラなら展示してあるそうです。
自分なら購入するか
今回のモニターは現物をもらえるそうです。と、言うわけで購入せずとも手に入ったわけですが、もし返却するタイプのモニターだったら自分で購入するかどうか?というと結構迷います。
と、言うのも、前にちょっと書いたように、普段、音楽はCD+オーディオセットで聴いているので出番があまりないからです。
また、普段使ってるPCもノートPCで、ソファーでひざの上に乗せて使うことが多いので外付けスピーカーを使うには向いてない環境です。
よって、現在の僕のライフスタイルなら買わない、と、言うのが結論になります。
ただし、音質に不満は全くないので、パソコンで音楽を聴く&パソコンに定位置があるライフスタイルだったら購入を真剣に考えていたと思います。
仮に、パソコンで音楽を聴くのなら、普段は棚においておいて音楽を使うときだけスピーカーをつけるようにしたいのですが、「OLASONIC TW-S7」はパーツが4つあるのが面倒に感じます。NIRO Q: はスピーカー1つでステレオが出せるので同じように本体1つだけでステレオスピーカーだったら良いのになと思いました。
しかし、なんだかんだ言って1万円でこの音はなかなかないと思うので音質を最重視して購入したかもしれません。
ケーブルがUSBのみというのは個人的にはそれほど気になりません。ミニジャックなどがあれば選択肢(iPodなど)は増えますが、デジタル音源をアナログに変換するのはもったいないと思っていたのでUSBのみというのはそれほど悪く感じません。実際4万くらいのBOSSスピーカーと比べて「OLASONIC TW-S7」の方が良いと僕が感じたのはBOSSがアナログ入力だったせいもあると思います。
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