新型NintendoDSが発表された
ネット界隈での評判はあまりよくないが、 無線LANの改善とSDメモリーカードスロットと本体メモリ内臓の採用は岩田社長の強い意志を感じた。
そもそも岩田社長のもっとも偉大なところは何かといえば
「ゲーム人口の拡大」
というゴールにあわせ、任天堂の持つ力のベクトルをすべて集約させたことにある。
これはリーダーの資質といえばそれまでだけど口でいうほどたやすくない。
スティーブ・ジョブズは古株をクビにしまくったが任天堂からの脱落者というのはあまり聞かない。
任天堂ではないがハル研の桜井さん(スマブラの作者)が離脱したが、なんだかんだでスマブラXの開発を彼にしてもらったのも岩田さんの個人的な力と判断だ。
つまり新しい人を入れて変えるのではなく、それなりに成功してきた集団の向く方向をすべて変えてしまったのだ。
僕がジョブズより岩田社長の方が偉大だと思う最大の理由がここにある。
結果的に「ゲーム人口の拡大」は成功を収めつつあるが、そこは水もの。成功するかしないかは神のみ知る世界だ。
で、今回のDSiだが世間で言われるようにマイナーチェンジだ。
が、しかしネットワーク強化にマイナーチェンジしたのは
「ゲームとネットで世界を変える(豊かにするか?)」
という意思表示に他ない。
もちろん、岩田社長のネットへの執着はこれまで何度も見てきた。
しかしながら成功しているかといえばしていない。
一方、パッケージソフトの方はかつて無い規模の大成功を収めている最中なのだ。
内部で
「パッケージソフトは任天堂の伝統だし、ネットは上手くいってないじゃないか?パッケージ開発にリソースを集中するべきじゃないのか?」
という意見は当然あるだろう。
が、出てきたのはネットへの更なる強化。
岩田社長のネットへの取組みは本気なのだ。
正直なところDSiで任天堂がネットとゲームの世界を一遍してしまうのは厳しいと思う。
しかし、何度も失敗しながら歩みを止めずに数々の奇跡を演出してきた任天堂のことだ。
どこかのタイミングで誰もが予想しない奇跡を再び演出するかもしれない。
奇跡はチャレンジしないところには起きないものだから。
ちなみに過去の奇跡
- ファミコンとスーパーマリオの世界的成功
- ポケットモンスターの成功
- ゲーム人口の拡大を掲げたDSとWiiの成功



