ワールドカップ日本代表の活躍とJリーグ
ワールドカップ
久しぶりのblog更新となってしまいました。
昨晩はワールドカップの決勝トーナメント 日本 vs パラグアイをテレビで観戦しましたがPK戦での敗退と残念な結果に終わりました。
しかし、直前のテストマッチ4連敗と最悪の状態から見事に持ち直し、気持ちが伝わる試合を繰り広げた今回の日本代表は本当にすばらしいと思いました。
しかも、2勝しての決勝トーナメント進出ですからね。
戦前は「3連敗もありうる」とかなり悲観的な予想をしていたので、今回の活躍には本当に驚きました。
- フェアプレー
- 組織的な守備
と、いうのは日本サッカーの特徴になるのではないかと思いました。
一方、どうやって点を取るかという部分はまだまだ見えない感じですね。
しかし、ベスト16は本当に立派です。
J2が好き
ワールドカップはワールドカップで楽しんでますが、サッカーに関しては実はJ2が好きです。特に経営が。。。。
チーム運営費が10億を下回る厳しい予算のなかで、なんとか勝てるチームを作るとか、
その数億の運営費を捻出するために涙ぐましい営業努力をするとか、とても良いです。
J2のチームの中には独立採算で運営しているチームもあるので、赤字分は親会社から補填とかできないところも多いのです。
- 債務超過に陥り解散の危機から立ち直ったヴァンフォーレ甲府
- 元ゴールドマン・サックス執行役員の木村正明氏を社長に迎え、わずか2年で地域リーグからJ2昇格を果たしたファジアーノ岡山
など、面白い話が満載です。
今季、甲府は2位とJ1昇格に向け絶好の位置にいます。
もし、J1昇格なら営業収益が上がることが見込まれるため、念願の累積赤字解消も夢ではありません。
今はJ1で戦っていますが、
- 親会社撤退後、市民チームとして立ち直り見事J1昇格を果たした湘南ベルマーレ
- 10億そこそこか、それに満たない運営費で奇跡のJ1残留を果たしたモンテディオ山形(昇格をした2008年は7億だった)
など、苦しい経営状態のなかJ1昇格を決めたチームも応援しています。
モンテディオ山形が今期も残留を決め3期J1に残ったら、今回のワールドカップで決勝トーナメント進出を果たした日本代表くらいの奇跡ですよ。本当に!!
チーム経営情報に関してはJリーグが公表しています。(しかし最新が2008年、、、早く2009年が見たい)
ヴェルディ消滅の危機
経営危機から見事脱出するチームもあれば、経営不振で解散しそうになるチームもあります。
現時点ですと、東京ヴェルディ1969が消滅の危機というか既に死んでいる状態です。
親会社だった読売新聞撤退後は日本テレビが経営していたのですが、それも去年撤退。
今年度はヴェルディOBからなる東京ヴェルディホールディングス株式会社という会社が経営していたのですが、6月にも資金が底を尽くような状態に陥り、今季に関してはJリーグ主導でチーム運営をすることになりました。
新社長もJリーグ事務局長の羽生英之氏とのことで、リーグ途中にチームが空中分解するのを無理矢理とめただけのようです。来期の経営再建がたたない場合はそのまま解散になりそうです。
Jリーグも
今回のワールドカップで、今まで知らなかったJリーグで活躍する選手の名前を覚えた人も多いのではないでしょうか?
Jリーグはワールドカップとまた違った楽しみもあるので、気に入った選手からチームへ、そしてリーグそのものへ興味を持つ人が増えたらいいなと思います。
国内リーグの活性化は次のワールドカップに必ず良い影響を与えますしね!!
僕もJ2を中心に応援していきたいと思います。