横井さん命日と横井軍平のゲーム館
October 05, 2010 at 10:06 PM | View Comments昨日、10/4は横井軍平さんの命日でした。亡くなったのは1997年なのでもう13年。早いものだ。
ここ数年、DSとWiiの成功で注目を集めた任天堂の岩田社長と宮本さんがしきりに「横井軍平さんは師匠」と言ったり、横井さんの「枯れた技術の水平思考」という言葉を紹介しているので横井さんに関する注目も少し高くなったように思います。
そういった動きのせいか、長らく絶版の上、中古も非常に高値をつけていた横井さんの本「横井軍平ゲーム館」が改定復刻したので購入した。
この本は横井さんの開発した商品に対するインタビューに対する横井さんが答えをまとめている。
- ウルトラハンド : マジックハンド
- ウルトラマシン : ピンポン玉を投げる簡易バッティングマシン
- ラブテスター : 愛情測定器という名目で女性と手を握るための道具
- エレコンガ : リズムボックスのはしり
- N&Bブロッククレーター : レゴのパクリのブロックをつかってできた車、地雷みたいなものを踏んだらバラバラになるギミック
- レフティRX : 左回りしかできないラジコン。その分安い。
- タイムショック : 人気商品のパクリもの
- チリトリー : ラジコン式の掃除機。
- テンビリオン : ルービックキューブの真似
- 光線銃SP : 光線銃 200m先の的にも当たる
- レーザークレー : ボーリングブームが去ったあとのボーリング場跡地にレーザークレー場を作ろうとするも、、
- ワイルドガンマン/ファッシネーション : ビデオすら無かった時代の実写ゲーム、ファッシネーションは脱衣もの
- バトルシャーク/スカイフォーク : 実写ゲーム第2弾
- ダックハント : 壁に映る光のカモを撃つ
- 光線電話LT : 200m離れていても話せる光電話
- ブロックとジャイロ : アメリカでファミコンを売り出すときに欠かせなかったロボット。ロボットはファミコンともテレビともつながっておらず、テレビ画面の点滅で反応する。
- ゲーム&ウォッチ : 任天堂の財政難を一挙に解決した傑作シリーズ。
- ドンキーコング : 宮本さんデビュー作。
- 十字ボタン : ゲームの歴史を変えた操作システム。
- コンピューター麻雀役満 : 通信機能を備えたポケット麻雀
- ゲームボーイ : 説明不要。
- バーチャルボーイ : 商業的に失敗に終わった3Dゲーム機。
- ゲームボーイポケット : 任天堂最後の仕事
ゲーム&ウォッチ以前のものは知らないものも多かったが、いま見ても魅力的な商品が多いような気がしました。それらの商品、1つ1つに対して横井さん自身が説明している。改定新刊がでる前の最高値は10万円を超えていた(それ以降は2,3万円くらいが相場だった)とのことだけど、確かにそれくらい高くてもほしい人はほしいかもしれない。
横井さんというのは、問題を解決するときに、ごくありふれたものを引き出しから何個か取り出し、組み合わせて誰も見たことがないものを作る天才だったと思う。また、その時、その時に求められたものを「片手間のやっつけ仕事ですよ」と、言いながらサクッと作ることに関しても同様に天才だったのだと思う。
また、言葉から横井さんの人柄がわかり
社交ダンス部に入ったらモテ過ぎて辞めた
とか、
私自身もラブテスターを使って、ずいぶん女性の手を握りましたよ。まぁ、そのうちそんなもんじゃ物足りなくなってきましたけど。
(脱衣ゲームのファッシネーションは)スウェーデンのモデルを使いまして、私も撮影に立会いましたけど、そりゃきれいなモデルさんでした。
などの、エロ親父っぷりも素敵でした。もちろん、それ以外の横井さんの言葉もユーモアにあふれていて、考え方も面白く楽しい。この本は買ってよかった。
最近、任天堂からではないですがラブテスターが再発したらしいです。悩んでまだ買ってないのですが、チリトリーが再発したらルンバの代わりにネタとして買うかも、、、
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また、同じ著者の牧野氏の「ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男」も読みました。
こちらは横井さんをより俯瞰的に知るに良い本。客観的にみて横井さんがどういう人間だったのか良くわかる。こちらも良書です。
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