忘年会議2007で思ったこと
今年も忘年会議に行きました。 ここでしかお会いすることのない方も多いのですが、みんな元気そうでなりよりです。
詳しいログは他にも多いので感想と成果を。
参加者の選ぶ2007年の究極サイトランキング
まず、参加者+αからの事前投稿をもとに橋本さんと田口さんが選んだ「参加者の選ぶ2007年の究極サイトランキング」ですが、僕の選んだtubmlrが7位になりました。僕の紹介文入りで!!
残念ながら「簡単に集めて簡単に見せる」という橋本さんの使い方は有益だけどtubmlr特有の文化には関わってないし、田口さんは異常に重くなった時期に触れたようで二人ともtubmlr特有のオモシロさを理解してなかった様子。
便利を追求する人達にはなかなか理解できない世界なのかもしれません。
ニコニコ動画が1位だったのには非常に納得。アメリカのサービスのローカライズじゃないサービスですからね。納得です。
検索データから読み解く2007
- テレビ、有名人はやはり強いということかな
- でもWebの伸びしろはまだまだあるということ
- Yahooさんをもってしても現状を判断できても未来を計ることはできないのだな
主催者の考える2008年
橋本さん
2008年は集合知とのこと。集合知は一度終わったところじゃない?と思ったが話を聞いて半分納得。モノの集合知からコト(行動)の集合知。多次元的な集合知。
あれだけ期待したLast.FM的な行動の集合知がイマイチな盛り上がりだったのでどうなるのかな、、、、、
田口さん
僕的に2007年で一番残念だったのが「ブロガーは企業のモニター宣伝をするだけで満足なのか?」ということ。
モノを貰って企業の宣伝として何かを書く。
ブロガーはモノも貰って喜んでるだけの存在なのか?と。。。
以前、田口さんのセミナーでブラウンの電気髭剃りのマーケティングについての会があったのですが、そのときブラウンの大ファンの人が参加されてました。
そのときのセミナーは太っ腹でいろいろなブラウンの製品を貰ったのですが、その人はきっと
「俺が欲しいのは製品じゃない、そんなものは自分で買うよ。それよりも自分がどれだけブラウンの製品が好きなのか、どんなところが好きなのか、どういう部分を直してほしいのか聞いて欲しい」
と思ったと感じました。
僕は任天堂信者なわけですが、もし任天堂がスポンサーのセミナーがあったときゲーム本体やソフトを貰うより、開発者が僕のエントリーを読んでくれて、ちょっとでも何かを感じてくれる方がよっぽど嬉しいと思います。
そんな想いがあったので、
「企業とロングタームで付き合いができるブロガーを増やしたい」
という田口さんの意見には非常に感心しました。
全体会議
グループ賞2位を取りました!!選んでくれたみなさんありがとう。
商品は内緒にしなくちゃいけないとのこと(w
グループ賞は何度か取ったことあるのですが、自分のアイディアが元になって取ったのは初めてです。嬉しかった。
2007年はSNS,ブログ,映像共有サイトなどによってリアルな場で開かれる勉強会がじわじわと盛り上がった年でした。そこで2008年末、あなたがひょんなことから考えた勉強会支援サービスが大流行しました。 このサービスによって、結果的に開催される勉強会の数が20倍になった!という、そのサービスについて次のことを教えて下さい。
勉強会にありがちな(内輪が何とか、ネット上の人格と現実が一致しない、誰が誰だかわからない)という問題をネット上の(液晶付きのヘルメットとスカウター)を活用し(その人のBLOG,mixi,twitter,tumblr,脳内メーカー、検索ワードを液晶に表示)することによって解決。その画期的なサービスの名前は(ヘルネット)。
Django勉強会など勉強会の経験は何度かあるのですが、家に帰ってから「あーあの人はあのブログの人だったのか!?」となることが少なくなかったです。 実際にいつもBLOGを読んでいるTocotonistさん 忘年会議 2007 参加 - Tocotonistの日記(晴れのち快晴) とは帰る間際にTocotonistさんだと分かりました。メモの取り方が半端じゃないなとは思ってたのですが分からないものです。
株式会社マイネット・ジャパンの平島さんとも同じグループだった、、、、これはその場で気付かないと、、、、
忘年会議に行ってきました。雑感。 (treasuring misc.)
同じグループのみなさん、ありがとうございました。
名札にBLOGの名前を書くなどしたことはあるのですが、今の時代、BLOG,mixi,Twitter,Tumblrなどさまざまな面を持っていることが多いです。
また、BLOGの名前だけじゃ分からなくてもBLOGのデザインや、TwitterやTumblrのプロフィール写真、mixiのハンドルネームだと分かる場合も多いです。
なのでiPod touchのようなものに自分の参加しているサービスをランダムに表示するものを名札代わりにすればより良いコミュニケーションが取れるのではないかなと思いました。
それだけだとインパクトがないのでヘルメットに着けちゃおう。
こんな思考でこのアイディアを考え付きました。
ヘルネットはグループの人から出た名前で、いい名前だったのですが、笑いを誘う名前がでなかったのが残念。この名前を聞いたとき、どのサイトを見てもデトロイド・メタル・シティのクラウザーさんが現れるヘル(地獄)ネットというアイディアが浮かんで楽しかったのですけどね。
1位の「キャンセルをどげんかせんといかん」は徳力さんのチームだったのですが、名前を考えるのに相当時間をかけたとのこと。その辺の差(と、プレゼンした僕のプレゼン能力)が結果に出ちゃったかなと思いました。
snoteさんも優勝チームだったのか、、、、、 Sailing Notes: 忘年会議2007に行ってきました!
どんなアイディア、プレゼンでも名前は本当に重要ですね。
懇談会
デジカメ話
デジカメの話を少々。最近のデジカメはバライティが少なすぎるよ。ホント。
- ライフスライスカメラ(30秒、5分くらいの間隔で自動的に撮影できるカメラ。首からぶら下げる)が売ってない!
- 橋本さんが言っていたSONY GPSユニット GPS-CS1Kはカメラに内臓すればいいと思う
- そろそろ携帯電話のカメラのシャッター音いらなくない?
- トイカメラのデジカメ版が売ってない
Webだけなら高解像度はいらんわけですよ。そういうカメラが主流なのはいいけど、もっといろいろあって欲しいですね。
手羽先話
名古屋のなんとかと言う手羽先がうまい。2つ有名なところがあって、どちらかは甘く、どちらかはそうではない。もともと捨てるところだったのでボロ儲けだったらしい。
その他
- 有名になると自由な言論は規制される
- 愛のあるSMは泣ける
- 技術のあるSMは縛るより解く方が重要
- 某社は入社3年くらいの人が多い
- 征夷大将軍は現在Wikipediaに次いで検索結果2位
- あそことあそこの〇〇結果は一時期似てたけど最近大きく結果が変わってきた
- あそこの結果は1000~9999はない。1000を超えるとかならず10000になる
- WiiFitのジャンプはとんだ後は微妙に前傾
- 大向さんとPythonについてちょっとお話できた嬉しい。安達さんに勉強会などでお話してほしい。
- 2007年はmixiのような誰でも知りえるサービスは生まれなかった年だったもしれない
- しょこたんがBLOGやってなかったら、いくらテレビでオタ話をしてても「それって作ったキャラだよね」って言われるだけだったと思う。若槻千夏がガチで面白いというのもBLOGがあればこそ
帰り
- mixiは最初から技術にいかなかったのは正しかったし素晴らしい。
- 笠原さんはブレない。天然疑惑も。
- 100万ユーザー超えたのは結局mixiだけ?
- 日本のWebサービスはビジネス
帰りの電車
「いい感じ」のkwmrさんと帰る方向が同じなので同じイベントへ行った時は一緒に帰っています。僕はネットは本職では無いのでいつも思っている疑問を聞いてもらうのですが、広い知識と深い観察力はいつもさすがだなと思います。詳しくは いい感じ: 忘年会議2007、あとで考えたこと、備忘録。
- mixiのほかに100万アクティブユーザーを超えるサービスが出ないのは寂しい
- 日本のネット界には技術者も必要だが、それ以上に技術をお金に変えるビジネスをする人が必要
- ケータイは課金が普通なのが素晴らしい(デメリットはワールドワイドの展開が厳しいことかな)
Comments
味泉じゃないですか
おくらばせながら,
ありがとうございました.
以前(無敵会議時代)のueBLOGは良く拝見していました.ここもReaderに登録させて頂きます.
こちらこそナイスアイデアどうもありがとうございました!
というかこちらも「weBLOGのかただったんだ!」っていまさら気がつきました。スイマセン^^;
また今後ともよろしくですー。