iPadとリビングネットワーク機器
さて、Appleから噂だったタッチパネルデバイス 「iPad」の発表がありました。
タッチパネルのノートPCというよりは、大きなiPhoneというタイプの商品です。
僕は以前、
- 複数の家族が同時に楽しめる
- 幅広い年齢層の人々が扱える
- (本体価格が)購入またはレンタルする価格が安い
という条件を持ったリビングネットワーク機器(造語)というものとして
新しいタイプのリビングネットワーク機器が登場しそうである。たとえば現時点では噂でしかないがAppleのタッチパネルネットブック。
と、言ったことがある。
新しいタイプといいうのはネットワークにつなげられるゲーム機(Wii, PS3, XBOX360)やセットボックス機とは違い
- リビングのTVをモニターとして専有しない
ということだ。
予想通りとまではいかないまでも、近いものだったのではないと思う。
iPadがギーク向けではなく、一般人向けだということは
一番感じたのは、「iPadは、本質的にはマスに向けた製品」だと言うこと
と、drikinさんが iPad初感 - Drift Diary XIII の中で言及されているようにみなさん感じられたようである。
Macではなく非力なiPhoneベースについて不満を感じられる人も多いが、僕は東芝の同じような商品に対し
東芝のJournEはOSがWindowsではなくWindowsCEなのだけど、そのおかげで価格が30000円程度と非常に安い。僕は価格が60000円のWindows機より、こちらの方が筋がいいと思う。
と、評したことがあるように好意的に捉えている。
30000円に比べると幾分高いが、
現在のAppleのブランド力なら多少高くても普及する可能性も高い。
と、見る。ただ音楽を聴けるだけで数万もしたiPodを普及させたブランド力は脅威だ。ブランド力がないために従来のゲーム機同様とみられた結果、性能からすると格安とも思える40000円ですら売れなかったPS3とは大きく異なる。
外れた点としては
netbookブームへの対抗としてタッチパネルネットブックを発売するという記事を見かけるが、僕は上手くいっていないAppleTVの後釜じゃないかと見ている。
が、あるが、これはテレビに出力するケーブルがあればOKなので、そのうち対応すると見ている。無線なら更に良いのだが、、、、
AppleTVに関しては Life is beautiful: 今や「聴く、観る、遊ぶ、読む、撮る」のすべてに関わるApple で
最近の唯一の失敗と言えば、Apple TVだが、これもカテゴリーとしては決して間違ったものではなく、タイミングとディール不足が原因である。米国での家庭への光ファイバーがもう少し普及し、コンテンツ会社とのディールが進んだ段階で、再び本気のローンチをかけてくると私は観ている。
と、あるが、
湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 米でネットTVが本格的に普及し始めたもよう。この流れが日本にきたら地デジっていらなくね?
によれば、すでにアメリカでは
ネット接続のある家庭なら、1万円くらいのセットトップボックスを購入し、月々1000円くらいの映画見放題のサービスに加入し、最新の映画はペイ・パー・ビューで見る、というテレビ、映画の視聴の仕方がアメリカのほうで急速に普及し始めているようだ。
と、いう兆しがあるらしいので、ケチがついたAppleTVにこだわる必要もなければ余裕もないと思えるからだ。
ただ、そんなことをしていると結局、一般人向けでなくなる可能性が高まるので舵取りは非常に難しいだろうと見る。
失敗した結果、気が付いたらリビングでネットワークにつながる機器として任天堂のデバイスがぽんっと置かれる可能性も十分あるのではないかと思う。
僕達がWiiの間を笑っている今も任天堂はOSやらネットに対する研究を積んでいることは忘れない方が良いだろう。
ちなみに僕はWiiかDSの後継機種は、ただ単にHD化したものではなく、「独自モニターを持った据え置き機」か「DSiLL」をさらに大きくしたようなものになると予想している。



