Agile Media Network主催「画質が変えるデジカメの未来」キヤノンPowerShot S90のブロガーミーティング
October 22, 2009 at 10:01 AM | View CommentsAgile Media Network主催「画質が変えるデジカメの未来」キヤノンPowerShot S90のブロガーミーティングに参加しました。
http://agilemedia.jp/blog/2009/10/powershot_s90.html
詳しいイベントレポートは他のブロガーの方が詳しく説明されているので、今回の僕のエントリーは聞かせてもらった話を自分なりに消化した上で、あまりカメラに詳しくない人向けに書こうと思います。
と、いうのもPowerShotシリーズは同じキヤノンのIXYシリーズと違い、普段、本格的な一眼レフカメラを使うようなカメラに詳しい人がサブカメラとして使うカメラなのですが、今回のPower Shot S90は、それほどカメラに詳しくない人でも簡単につかえて、目に見えていい写真が撮れるカメラだと思うからです。
結論から言うと、
- ケータイ電話のカメラや今持っているコンパクトデジカメだと暗いところで撮影するとブレてうまく撮影できない
- 胸ポケットに入るくらいのカメラで綺麗に撮影できるカメラがほしい
- カメラに詳しくないし覚える気もないけど、綺麗な写真は撮りたい
と、いう人に良いカメラじゃないかと思います。
もちろん、カメラに詳しい人はより楽しめるカメラだと思います。
個人的なブロガーイベントに対するスタンス
カメラの話をする前にブロガーイベントに対するスタンスを話しておこうと思います。
ブロガーイベントは企業側からすると従来の広告展開ではなかなか伝わらなかった製品の良いところ伝えたいという動機で成り立っています。
僕個人としては、そういった伝えたいことの中で
- 僕自身納得できること
- モニターする場合は僕のライフスタイルとその製品がうまく組み合わさることで、僕自身が良い体験をしたと思ったこと
を抽出して書くようにしています。
どうしても納得できないことがあったら書くけど、批評家でないのでエントリーのバランスをとるために製品の粗探しをしたりしません。悪いことをわざわざ書かないので気に入ったかどうかはエントリーの数に現われることになります。
このイベントにおいて僕個人のメリットは最新機種のPowerShot S90とG11を1ヶ月借りられることのみになります。
カメラに関しては現在 RICHO GX100というコンパクトカメラを使っています。
今回の話があるまでは一眼レフ動画に興味があるのでCanon EOS Kiss x3が欲しいと思ってたところでした。
画素数が多いカメラ = 性能が良いカメラ??
デジカメの性能は誕生からずっと画素数を軸に進化してきましたし、各メーカーも画素競争でカメラ性能の優劣を争ってきました。
つまり、
「30万画素のカメラより100万画素のカメラの方が綺麗に撮影できますよ」 「100万画素より500万画素のカメラの方が~」 「500万画素より1000万画素の方が~」
という宣伝文句通りの進化です。
ところが1000万画素を超えた時点で、より高い画素数のカメラが本当にユーザーにとっていいカメラなのか?他の性能を上げることの方が重要なのではないかという声が、カメラに詳しい人たちの間で多くなりました。
例えば数年前の1000万画素の一眼レフデジカメと、最近の1000万画素つきのケータイ電話のカメラは画素数は同じだけど、同じ性能でしょうか?同じような写真が撮れるか?というと、そんなことはありません。画素数というのは数多くあるカメラの機能の一部の機能であって他に重要な機能はたくさんあるからです。
暗いところでブレずに綺麗に撮れるカメラ
今回、キヤノンさんが発売されたPowerShot S90は画素数の進化を一段落して他の性能を重視したカメラです。
PowerShotシリーズは同じキヤノンのIXYシリーズと違い、カメラにとても詳しい人も使って楽しいカメラなので、そういったカメラに詳しい人が喜ぶ機能もたくさんありますが、カメラに詳しくない人にとって、とても重要な性能があります。
PowerShot S90は
暗いところでもブレないで綺麗に撮影できる
性能がとても進化したカメラなのです。
カメラと光の関係
とても簡単に言うとカメラは光をデータにする機械です。一枚の写真を撮るには必要な光の量があります。光の量が少ないと真っ暗な写真になるし、多すぎると真っ白な写真になってしまいます。
日中の外なら1/500秒のような一瞬で必要な光が集まるので、どんなに早く動いていても、どんなに手が震えていてもブレずに撮影できます。しかし薄暗い部屋だと、1/2秒とか長い時間が必要になってしまいます。
三脚などでカメラを固定して花とか動かないものを撮れば綺麗に撮影できるけど、カメラを持つ手が震えてしまったらどんなに手ぶれ補正が優秀でもぶれてしまう。また、カメラ側がブレなくてもその間に撮影している人が動いてしまったら、動いているところだけブレてしまいます。手や顔だけブレてしまったことはありませんか?
光を集める時間が長くなるとどうせいてもブレるので、暗いところでブレないで綺麗に撮影するには少ない光の量で写真をつくれる性能が必要になります。また、少ない光でも綺麗な写真になる性能も必要になります。
Power Shot S90は、それらの性能がとてもすばらしいのです。
高いISOでもノイズがでない
ISOが高い(数字が大きい)と高感度になり、暗いところでも必要な光を短い時間で集めることができます。しかし、高感度で撮影した写真にはノイズが出たり、真っ白や真っ黒の部分が多くなったりします。
S90は最大3200(ローライトモードは12800)と数字だけ見ても高いのですが、ポイントはその数字でありません。ISOにおけるカメラの重要な性能は
- 高いISOでどれだけノイズが少ないか?
- 高いISOで真っ白や真っ黒の部分が少なくカラーバランスの優れた写真になるか?
だからです。
最近のケータイカメラもISO2500くらいのものがありますが、S90で同じISO2500で撮影した写真と同じような出来にはならないと思います。
ISOの性能を知るにはカタログに高い数字を書いてあるかよりも、実際の写真のノイズはどうか?が重要ということになります。
明るいレンズ
鳥は夜の暗闇じゃ全く見えないけど、同じ光の量でも猫のレンズ(角膜)は明るく光をとることができるで見えるらしいです。原理は違うでしょうがカメラの世界には「明るいレンズ」と言われるように、明るく光を集めるレンズの性能というのがあります。
S90 のスペック表にある
F値 開放時:F2.0(W)-F4.9
というのがそれで、この値が小さいほど明るいレンズになります。ISOは値が大きい方が良いのにF値は値が小さい方が良いのですから分かりにくいものですね、、、。
このサイズでF2.0はキヤノンで技術的なブレイクスルーがあったから実現したそうです。
ちなみにIXYの930ISは
F値 開放時:F2.8(W)-F5.9(T)
と2.8なのでかなり明るいレンズになったことがわかると思います。省スペースで良いレンズを実現するには難しいらしいのですがS90はIXY 930ISと比べてもそれほど大きくないというか、厚みが8mm厚くなっただけです。
機種 サイズ(幅)×(高さ)×(奥行き) PowerShot 90 100.0×58.4×30.9mm(突起部を除く) ------------ --------------------------------------------- IXY 930IS 99.9×53.4×22.9mm(突起部を除く)
もし店頭でS90を触る機会があるときは、薄暗いところを撮影してみてください。
ちなみにIXY 930ISの有効画素数はS90の1000万画素に対し1210万画素です。これからも、これからのデジカメの性能を比べるときに画素数は意味がないことがわかります。
簡単に使える
カメラ性能がいくら良くても使う人間の方が使いきる知識と技術がなくては宝の持ち腐れ、、、と、いうのは過去の話で最近のカメラは知識も技術がなくてもちゃんと使えます。
カメラに詳しくない人は「こだわりオート(AUTO)」で撮影するだけで、カメラが
- 明るい or 暗い or 青空
- 逆光
- 静止している人 or 動いている人 or 人以外
- 接写 or 接写じゃない
を判断して、自動的に適している設定にしてくれます。
もちろん「プログラムAE」「シャッター優先」「絞り優先」「マニュアル」などの機能もあるのでカメラに詳しい人はより楽しく撮影できると思います。
一ヶ月のモニター期間でやりたいこと
今回のブロガーイベントで一ヶ月の間、このS90をお借りすることになりました。
うちには7ヶ月の子供「るこさん」がいます。綺麗な写真が撮りたいと思うきっかけとして子供の写真を撮りたいというのは王道だと思うので「るこさん」の写真を中心に撮影してブログ報告したいと思います。
また、撮った写真は
http://www.flickr.com/photos/ueblog/tags/s90/
で見れるようにしますので、もし興味のある方はごらんください。
またFlickrには
http://www.flickr.com/groups/canonpowershot_s90/pool/
のようにS90のユーザーグループがあり、世界中の人がS90の写真をUPしているので興味があれば見てみるといいかもしれません。
では、次回から実際の写真を踏まえてエントリーを書いていこうかと思います。